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十二発目…荒木飛呂彦先生、その短編の魅力

仕事中、ふと思った。

 

「そういや今日はジョジョの紹介の予定だったが…皆知ってるよな。

でもそれに類似したものは紹介したいし…そうだ!!」

 

 

死刑執行中脱獄進行中

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死刑執行中脱獄進行中」とは、短編漫画であるが、荒木飛呂彦先生が手掛けた短編集のタイトルでもある。

死刑執行中脱獄進行中

「ドルチ~ダイハードザキャット~」

「岸部露伴は動かない~エピソード16懺悔室~」

「デッドマンズQ」

以上の四作品が収められており、当記事内で言う「死刑執行中」はこの短編集の事を指す。

 

ジョジョの奇妙な冒険荒木飛呂彦先生は今更語るまでもなく知っている方も多いだろう。しかしその短編、「死刑執行中」については知っていても中味は知らないという人が多いのではないだろうか。

 

ジョジョと言えば大長編のイメージを持つ方も多いが、個人的に荒木飛呂彦先生は短編づくりがかなりうまい漫画家だと思っている。理由は短編で重要な「つかみ」が抜群に上手いからだ。

 

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以前も書いたが、私は漫画で重要なものは「つかみ」だと思っている。何故なら、1ページ目でつまらなかったら読者はもうその後を読まないからだ。

 

仮に読んだとしても、次週からは読まないだろう。長編なら載っている雑誌によってはそれでも目に入るが、これが短編だとしたら最悪だ。一ページ目で興味がわかないようなら二度と読まれないどころか作家の名前すら記憶に残らないだろう。

 

 

そういう意味で、この「死刑執行中脱獄進行中」内にある短編集はどれも一ページ目からものすごく興味を惹かれる。例えばこういうのだ。

 

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こういうのとかも

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一目見た時に「ん?」とならないだろうか。なんだこれは、と思わせるのがすごく上手い。不思議とか奇妙な感じはするのに何なのかわからない、というのが荒木先生の興味の持たせ方の特徴だと思う。

 

また、つかみから話の内容への興味の誘導もものすごく上手い。

 

独白やインパクトの強いいきなりな映像、もしくは両方した後→現状の説明、ストーリーの進行…といった形になる。このような形は様々な洋画の手法として用いられているが、ここまでうまく出来る人もそう居ないだろう。

 

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死刑!!からのこれである。ここでこいつがとんでもねークズであると読者の中で決定づけられると同時に、何故こいつが入ったのかということもなんとなく想像がつく(理由はなかなかやばかったが)

 

そして盛り上げて終りまで一直線、というわけなのだが続きはネタバレにもなるし、読んでいない方は是非お近くの書店まで走ってほしい。きっと後悔はしないだろう。将来捜索を心掛ける人にもおすすめだ

 

明日は就活について私の考えを語ってみようと思う